ここまでの流れは → 『出産の日(前編) 陣痛が来るまで』
8月26日(水) PM4:00~
ドラッグストアで消毒用のアルコールを購入し、帰ってくると急に痛みが。
これまでは生理痛みたいな『あいたたた…』程度のキューっとした痛みだったのが
なんともいえない下腹部の激痛に変わり、声を出すことが我慢できないくらいに。
ひとまず間隔を計らないと、という意識と
朝起きたのも早く、しかも陣痛かも?ってずーっと気を張って起きていたのも手伝って
うとうとと横になりながら携帯で時間を計る。
このとき12分~20分くらいの間隔。
痛いときはもう我慢できなくて声を出しながらお布団の上を転がってしまうくらい。
気づくと冷や汗みたいなものもかいていました。
でも、間隔がまだ開いているので病院に電話するのを躊躇。
(『痛みが強くなったら』って言うのも言われていたのにすっかり失念)
これは絶対これまでと何か違うと思い、母に電話。
出産の際には付き添ってくれるといってくれた母に、やっぱり今日中に動きがありそうな気がすることを伝える。
PM5:24
だんなさまから帰るコール。
朝からおかしいこと、病院へ連絡することなどお昼に連絡していたので、その後どうなったかと聞かれる。
このとき痛みの間隔はまだ12~13分。
病院に電話しての助産師さんとの話を伝える。
そして、初産だから多分間隔が狭くなるにはまだまだ時間がかかると思い、
何か夕食に頑張れそうなものを買ってきて欲しいとを伝える。
(加えて、お昼にも食べたくせに『お赤飯が食べたい…』と電話口でつぶやく私)
そしてこの直後母から折り返しの電話あり。
『冷や汗が出るほど痛いんだったら、もう病院にいったほうがいいんじゃないの?』と母。
もうすぐだんなさまが夕飯を買って帰ってくること、
痛いけれど間隔がまだ10分を切っていないこと、
すでに2回も誤報?しているので、今度は本番でないとかけづらいという自分の意識から
もう少し待ってみると母に伝える。
この直後、痛みが急に10分を切り出す!
携帯のメモで一気に7分→6分→5分→5分→8分→9分→4分…
4~5分になってきたときには正直、だんなさまを待つべきなのかどうかすごく迷った。
もう、痛みが来ると動けなくなる。必死で動けない体勢のまま深呼吸…
PM6:30
普段なら早いシフトのときは6時には家についているだんなさま。
私が『がんばれそうなもの』なんて縛りをつけたために、夕食を買って帰ってきたのがこの時間。
どうやら『お産に勝つ!』ということでさぼてんのヒレカツとキャベツ。
そして私のリクエストがあったため、おこわ屋さんでお赤飯を買ってきてくれました。
『もう生まれちゃうの?!
』『陣痛来てるの?
』『昨日の健診は何だったの??
』
と若干あたふたしていただんなさまですが、やっぱり帰ってきてくれると心強い。
助産師さんとの話、今の自分の状況を簡単に説明して、
食事をしたらタクシーを呼ぶからと、買って来てくれたご飯を食べることにしました。
お赤飯もヒレカツもとっても美味しかった!
確かに痛みの感覚が短く、辛いんだけれど食欲はあったので隙間をみて食べる私。
しかし、4~5分の間隔で1分少々の激痛が来るため、なかなか食べ続けていられず
食べてはうずくまり、食べてはうずくまり…
結局お赤飯はおにぎり一個分くらいの量だけ、
3枚買ってきてくれたヒレカツも1枚だけしか食べる余裕がありませんでした。
2枚目のヒレカツにソースをかけたとき、再び痛みの波が。
一生懸命深呼吸をするも、もう無理そうと思ったので、そのうずくまった状態で病院へ電話。
間隔はもう3~4分のクセに『5~6分で…』とわけの分からないサバを読む私。
(皆さんはマネしないでください
正直に申告しないといいことないと思います…
)
すると電話口で助産師さんに
『それでは、お食事をして、お風呂に入って支度が出来たら来て下さい。その方がお産が進むから
』
と言われ、こんなに痛いのにシャワー浴びないとダメなの?!と思いつつ
食事はだいたい出来たのでソースにつけたヒレカツを残してお風呂場へ。
3~4分の間隔の中でシャワーを浴びるのはかなり大変なことでした
。
痛みが治まったところ脱衣所に向かうと、脱いでいる最中にまた痛みの波がくるし
脱衣所で脱ぎながらうずくまり、痛みが治まって少し休憩…とか思っていると
次の行動に移る前にまた次の痛みの波が来てしまう。
シャワーを浴びながらうずくまり…動けなくなり…
お風呂場でひざをついた姿勢で途中途中動きを止めながら髪を洗って体を洗って…
体を拭くにも時間がかかり、かかるほどその体勢で痛みをこらえる間隔が短くなり…
正直、シャワー浴びながら生まれちゃったらどうしようなんて考えてました
ある程度体を拭いて部屋に戻ると、食事が終わってビデオを見ているだんなさま
だんなさまとしては平静を装うとしていたのか、何も考えていなかったのか分かりませんが
正直痛みのハザマを漂う私には音や内容(バラエティだった)が目・耳につく。
だんなさまと私の状況が違うから我慢をしようかと思ったけれど、
我慢しきれずテレビを消してもらうようお願いしました
。
このあたりで痛みの持続時間は1分~1分半。間隔3~4分。
髪の毛は半乾きのままだったけれど、
なんとか着替えを終えたところでだんなさまにタクシーを呼んでもらいました。
このとき、痛みのピークでうめいている私に『may、家の電話番号って何番?』って聞かれて若干イラッ!
タクシーの配車センターで電話番号を聞かれたようです。
最近NTTからKDDIに光を乗り換えたので、まだ二人とも新しい電話番号に不慣れで…
私も痛さを乗り切るので精一杯で答えられなかったのでだんなさまに携帯電話を投げて
『電話帳の私の名前のところに登録してあるから!』ってひどい言い方をしてしまいました
先に下りていて、というだんなさまの言葉に、
私は猫に『行ってくるね。』と声をかけ、ペットボトル1本だけ抱えて玄関を出ました。
このときほど玄関からエレベーターまでを遠く感じたことはなかった!
このときだんなさまは両実家へこれから病院へ行くことを連絡。
前日に『子宮口も大して開いてないし、赤ちゃんも降りてきてないからまだまだ』と伝えて
あったので、両実家ともだんなさまの電話に
『じゃあ、明日か明後日には生まれるわね。』といった感じの反応だったそうです。
タクシーは5分少々で到着。
だんなさまも荷物を持ってすぐに降りてきてくれて、二人でタクシーに乗り込みました。
PM7:23(タクシー内の時計で確認)
病院まで痛いながらも深呼吸を続けて耐える。とにかく、スーッ、ハーッ…
だんだんと、もうどこが痛いんだかよく分からなくなってくる。
確かタクシーの中でだんなさまに
『骨盤が無理やり開かれている感じがする… 骨がガンガンされている感じ…』
と言った様な気がします。
PM7:30過ぎ
病院着。だんなさまが支払いをしている間にタクシーを降りて時間外の入り口へ。
途中痛くて動けなくなったところで思い出して携帯の電源を切る私。
『may、冷静だね
』とだんなさまに言われる。
入院受付はまた後日でいいから直接産婦人科病棟に来るようにと言われていたので、
時間外で人気のない外来待合広場?を荷物を持ってくれただんなさまに先導してもらいながら
よたよたと歩いては立ち止まり深呼吸、歩いては立ち止まり深呼吸…
産婦人科病棟のナースステーションにたどり着くとまずは母子手帳と診察券を提出。
母子手帳ケースを出しやすいところに入れておいてよかった
その後いったんだんなさまと別れて診察室へ。
とにかくいきまないようにと、下着を外して深呼吸をしながら内診台によじ登りました。
昨日と同じ水っぽいおりものに助産師さんも破水かな?と思ったようですが
試験紙?を当ててみたところやっぱり破水ではなくおりものだったよう。
内診の結果、この時点で子宮口は5cmまで開いていました。
助産師さん曰く、このまま順調に子宮口が開いて、
後はイキみたい陣痛が来ればいいからと陣痛室へ移動することに。
PM7:45
ここの数分はだんなさまがまわしていたビデオに残っていました。
気を使ってビデオ止めちゃっただんなさまですが、そのまま撮ってもらっててもよかったな
ネグリジェ&産褥ショーツに着替え、ベッドに横になって分娩監視装置を装着。
ドッドッドッドッ…と赤ちゃんの心音が聞こえる。
だんなさまはこれが赤ちゃんの心音だって分かってるかな?と思いわざと助産師さんに
『これ、心音ですか?』と尋ねると、『そうよ~。赤ちゃんも頑張ってますよ~。』と返答。
早く脈打つ鼓動にだんなさまはびっくりしていたようでした。
分娩監視装置をつけてしばらくすると、途中トイレに行きたいような感覚が。
今思えばこれが「イキみたい」陣痛が来たということなのかもと思う。
だんなさまにナースステーションへ声掛けをしてもらい、
いったん分娩監視装置を外して、だんなさまに陣痛室のトイレまで支えてもらいながら移動。
分娩のための両親学級とかは出ていないけれど、だんなさまが一緒に
スーッ、ハーッ…と横で深呼吸をしてくれているのが分かりました。
妊娠してから、私の体温が高くてあまりつながなくなっていた手。
このときはしっかり握ってくれた。支えてくれる手がとても心強かったです。
さて。トイレに入って座っても、小さいほうだけで大きい方は出ない。
でも、なんだか出そうで踏ん張りたい感じはある。
すると外から
『痛いときに踏ん張りたいのは赤ちゃんだからね! イキんじゃダメよ!!』
と助産師さんからの声がかかる。
そっか、これがイキみたい感じなのかと自覚してトイレは諦めベッドに戻る。
再び分娩監視装置をつけると、このあたりから深呼吸だけではいられなくなるタイミングが出てくる。
深呼吸できなくてあまりの痛みに『あーーーーーっ!!』っと声が出ると
『イキんじゃだめ!! スーッ、ハーッ…』と助産師さんが声をかけてくれる。
正直、涙が出ました。痛くて。
我慢できなくてだんなさまに『腰、押してぇ…
』と懇願。
腰を押して欲しくなるかもとは話をしていたからか、機敏に反応してくれるだんなさま。
場所を伝えて、押してもらいながら『もっともっと強く
……もっと…
』と強さを支持。
『こんなに強く押して大丈夫なの???』と押しながら心配していました。
そしてこのとき。痛くて出る涙を必死でこらえようとしている私にもう一つ試練?が。
陣痛室、分娩室での水分補給にと
・ ラズベリーリーフ&ローズヒップ&ハイビスカスのハーブティー
・ ピンクグレープフルーツの100%ジュース
・ オレンジの100%ジュース
をペットボトルで持ち込んでいた私。
一緒に持ってきたペットボトル用のストローキャップを着けるのを忘れていたので
だんなさまにハーブティーのペットボトルに着けてと、苦しい中お願いしました。
『分かった!』
と勢いよく返事しただんなさま。…とここまではよかったのですが。
『はい!may、出来たよ!』
何を思ったのか私の手元に帰ってきたペットボトルはこんな状態でした。
<再現画像>
ちなみに正解はこちらです。
<正解画像>

手渡された瞬間、私は痛みも忘れてきょとん。
でもすぐに痛みと一緒に笑いがこみ上げてきて、だんなさまに
『akiくん…。これ、逆…』
と渾身の力を振り絞って指摘。
もう痛くて痛くて涙が出てくる中、おかしくておかしくて余計に涙が出ました。
私、きっとこのことは一生忘れないと思います。
そうこうしていると、助産師さんが来て再び内診。
かなり開いてきているようで、助産師さんが『開いちゃいますね~』と中でグリグリしてるのが分かりました。
そして全開大に!!
このときまたイキみたくなって少しイキんでしまったところ、
『今みたいに自然にいきみたくなっていきむのはOKだからね。よし、分娩室に移りましょう。』
すぐにきた陣痛をひとつ逃して、陣痛室の隣にある分娩室へ。
助産師さんと看護師さんに支えられながら歩いていきました。
立会い出産ではないだんなさまはここまで。
いよいよ出産もクライマックス!!
つづく
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